おはようございます。
電車の走る音で目が覚めました。
時刻は早朝5時。
今日も天気がいい。暑いぜ。
身支度をしていると電話だ。
知らない番号だ。
出ると礼文島の桃岩荘で一緒に12時間歩いた千葉の野本さんだ。10代の頃に自転車日本一周をした人です。
おおおぉぉ‼︎ 久しぶりでもないけど懐かしいです。
そういえば青森のねぷたで会いましょうって言ってたっけ。
どうやら青森に着いたみたいですね。
今自分がいる浅虫温泉まで車で来てくれるという。
ギターを弾きながら1時間ほど待っていると連絡がきた。
歩道橋を渡るときに野本さん見つけた。
遠くから手を振る。
思わず声が出た。わー‼︎
奥さんと2人で来てくれました。
礼文島での話を軽く思い出す。
嬉しいものだ。
唐突にどこに行きたいのと訊かれる。
恐山ですと答えるとなんと連れて行ってくれるという。
いいんですか⁈
距離があるので申し訳ない気がしたけどこのご好意を無駄にせずありがたく乗せていただいた。感謝です。
今日の予定ではここの道の駅で朝からヒッチハイクするはずだった。
その手間がこんな形で…。幸運。
荷物を乗せ恐山へGO‼︎
時刻は午前10時。
隣にはむつ湾が見える。いいお天気だ。
途中道の駅でホタテのおにぎりをご馳走になりました。
野本さん夫婦の予定では八甲田山へ向かうようだったので自分のわがままみたいになってしまいごめんなさい。
またしばらく走ると恐山方面の看板が‼︎
おおぉ。むつ市にきたぞ。
お昼の時間だ。なかなか食堂らしきものがない。かっぱ寿司発見。お昼はここだ。
回転寿司でかっぱ寿司はかなり久しぶりだ。
おれの記憶的に小学生以来かもしれない。
おにぎりのせいかそんなに食えなかった…。
おれとしたことが珍しい。
ご馳走様でした。
恐山までの予定が帰りのヒッチでの移動も省け
ありがたや。
お昼を食べ恐山へ向かいます。
山道を登る登る。
入山料500円を払い入山。
念願の恐山到着‼︎
何が念願なのかは自分でも分からないけど。
すでにパワーを感じる。
何のパワーかは知らない。
すでに硫黄のにおいがぷんぷんする。
地獄の入り口って感じだな。
日本一周というか日本縦断無事にやり遂げられますようにと願うのである。
目指せ全国制覇‼︎
参拝の後は地獄巡りじゃぁ。
境内を抜けて地獄に入ります。
ところどころに人が積んだであろう石の山がある。
賽の河原を渡り血の池地獄へ。
地獄を越えた先には何があるのか。
極楽があるのだ。
目の前に見えるのは宇曽利山湖だ。
通称極楽浜。地獄と変わりまさに天国のようだ。
恐山に来たかったのはこの景色を見たいというのも理由の1つだった。
おもしろいところでしょう?
天国と地獄の両方を見ることができる場所が恐山なのだ。魅力。
極楽を抜けるとまた地獄がある。
硫黄のにおいも慣れてきた。
途中お坊さんが山頂で修行していた。
1時間ほどで地獄巡り終了。
地獄巡りなのにすごく神秘的な気分。
自分こういうの好きなんだなぁ。
境内には無料の温泉もあるんですよ。
硫黄臭ぷんぷんのね。
残念ながら時間の都合で入浴はしていません。
また31℃って言うんだから昼間に入る気分にはならないよね。
残念ながらイタコには会えませんでした。
いなかった…。次来るのは8日らしい。
恐山の大祭時期はほぼいるみたいです。
イタコの口寄せを見たかった…。
またの機会に。
記念に恐山の御朱印をGET‼︎
はじめての御朱印です。
御朱印帳はないので紙でもらいました。
カッコいい。
御朱印帳はあとで買おう。
恐山手ぬぐいも買いました。
風車も買おうか悩んだけど買わず。
恐山を出てすぐに三途の川があります。
渡りました。はい。
安心してくださいまだ生きてます。
ありがとう恐山。
恐山にはどこか惹かれるものがあった。
すごいパワーをもらえました。
地獄巡ったのにすごく調子がいい‼︎
さぁ山下り。
途中恐山の冷水(霊水)という山水が湧き出てるところがありこれも名所の1つだろう。
一杯飲むと10年若返る。
二杯で20年若返り。
三杯で死ぬまで若返り?
そんなことが言われています。
一杯しか飲んでませんが安心してください。
空きのペットボトル2本に霊水しっかりいれてきましたので。
不老不死になろう。
さあこれから五所川原へ向かいます。
早めに動かないと交通規制がかかり車を止める場所がなくなります。
恐山から3時間かけて五所川原へ到着‼︎
まだ夕方の5時ですが歩道にはたくさんの人がいます。祭り開始は午後7時。
車も多い。早めの行動で駐車出来ました。
祭りまで時間があるので早めの夕飯です。
五所川原の生鮮市場マルコーセンターにて海鮮丼を食べました。
これで750円はとにかく安い‼︎
ネタも美味しいからなおよし‼︎ 満足。
ビールがうまいっ。
ご馳走様でした。
ここの海鮮量も多くとても安いです。
サザエやシジミお魚もどれもNICE.
まったりして間も無く祭り本番。
祭囃子がきこえはじめた。
誰かがうたっている。
なんか聞いたことある声だった。
ん? よっしーだ。
吉幾三でした。
行こうみんなでワークマンの人かぁ。
初めて見ました。なんか若いね。
この人青森は金木町の出身で五所川原は近所なんだ。ちょっと感動。
「やってまえー‼︎ やってまえー‼︎」の掛け声とともに立ちねぷたを盛り上げてます。
まずは普通のねぷたがやってきました。
独眼竜 伊達政宗‼︎
いやーすごい。カッコいいなぁ。
我ながらよく撮れた1枚だな。
あれは…‼︎ 遠くからすでに見えていたけど。
でけー‼︎ デカいのがきましたよ‼︎
高さは約20mあり重さが17tもあるそうです。
これもはじめて見たんですがものすごい迫力でした‼︎
こんなのが目の前を通るとビビります。
万が一倒れでもしたら…。
安心してください。安全面はしっかりしているので大丈夫ですよ。
立ちねぷたが目の前くると首がほぼ垂直になります。長いこと見てると首を痛めますのでご注意下さい。
いやー感動した。
立ちねぷたは見なきゃダメね。
2時間で終了。今日の宿はどうするか。
野本さんは道の駅で一泊するそうです。
最後までついて行きました。
日本海側を走り道の駅でテント泊。
1日一緒に行動してましたね。
改めてありがとうございました。
人の縁は大切に。感謝しよう。
今日は充実した1日を過ごすことが出来て気持ちが良い。感謝。
結構青森は満喫出来たはずだろう。
秋田方面に向かおうかなぁと考え中です。
それではまた明日(^o^)
恐山また行く。
おれは1日ここにいれそうな気がする。
次回はイタコに会うぞ。