なおとの日常

果てない好奇心の追求と男の浪漫を胸に!不定期で能書き満天のなおとの「日常」をお送りしております。過去にヒッチハイクで日本一周した昔話しもありますよ〜。

人の心の真実は。


おはようございます。

実家の居心地の良さ。
家族がいて屋根があり風呂があり電気が使えて布団で眠れる幸せに浸っています。

北海道・東北で出会った人やヒッチハイクでお世話になった人達へのお礼のお手紙を書かせていただいている所でもあります。
たくさん撮った写真の整理も。
早いものですね。懐かしい。

しかし実家に着いた翌日に悲劇が起こる。
共に旅をしていたもう一人の彼が嘘をつき人を騙し詐欺行為をしていたこと。
色々ありすぎて残念です。
彼の今までの話のほぼ全てが嘘。
自分も騙されていた。
この事実が発覚したのは訳あって言えないが全てを知って今は悲しい気持ちである。
おもしろ半分で一緒に行動していたことを反省したい。
住所不定無職。学歴も年齢も不詳。
何もかも信用出来なくなる。
変な話30万円持っていかれた様なものだ。
こんな人間が日本にもいるとは…。
やっと悪人に会えた。会ってしまった。
自分だけならまだしも他人や家族にも不愉快な思いををさせたことが許せない。

しかしおれはポジティブ。
いたって前向きに考えている。
いい意味でこれは騙される勉強だ。
騙されるとこうなる。
悲しいし気持ちになり怒りもありショック。
こうならない為に学んだことは人を100%信じないこと。どんな人でも心の中に少しの疑問を持つことだ。
個人的にはすごく辛いこと。
しかし人間。信用も出来るが裏切ることも簡単に出来る。
疑わない人間は騙される。真実を知らない限り騙され続けるんだ。
つまり喰いものにされる。カモ。
騙される方も悪い。正論だな。
人を見る目は大切だね。
それでもやっぱり人を疑うってことは嫌だ。
だから騙されるのか。
分かっているけど。
人をよく見ることね。今後気をつけます‼︎

優しさとはなんなのか。
人に優しく自分に厳しく。
そんな言葉があったけど果たしてそれは本当の優しさなのか?
昔は納得していたけど今考えてみると人に優しくすることが果たして本当にその人の為になるのか。
もしかしたら違うのかもしれない。
人に厳しくすることも裏を返せば優しさではないのか?
ヒッチハイクの時の人でこれも聞いた話なんだが学生がレポートの提出に遅れた。
わずか3分の遅刻。
時間を過ぎたレポートを受け取った先生はそれをその生徒に返した。
生徒は必死に誠意をみせてレポートを受け取るようにお願いをした。
しかし先生はそれをルールだからと断った。
結果その生徒は単位が足らずもう1年学生をやり直すのだ。
生徒はどんな気持ちか。
恐らく先生を恨むだろう。
先生も辛いだろう。
しかし仮にこの遅刻をした生徒のレポートを受け取ってしまったらどうなるか。
生徒は運良く単位を取得し学校を卒業。
恐らく社会に出て働くわけだ。
良かった良かった。
遅刻を見逃し生徒に単位をあげ卒業させてあげるのが本当に優しさなのか?
生徒の為になる行為なのか?
確かに優しさかもしれない。
社会に出て3分遅刻しても許される。
少しくらい大丈夫だろう。
残念ながらそんなことは社会で通用しない。
当たり前だ。常識。ルールだから。
そこでその生徒ははじめて気付くんだ。
社会の厳しさというものを。

今回先生がレポートを受け取らなかった。
生徒に今気付かせてくれたんだ。
社会に出る前に。
先生は恨まれるかもしれないがやがて生徒はその厳しさという優しさに気付くんだ。
その時はわからないと思うけど。
社会に出ても社会の厳しさをもう知っているからたかが3分遅刻したらどうなるかを遠回しに教えてくれたことを知るのだろう。
そしてその時先生に感謝出来るんだね。

23人分のお手紙と100枚以上の写真を現像してようやく出すことが出来る。
あった人全てには書けなかったけどなかなか大変ですね。
感謝を込めて無事に届きますように。

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※旅の方ですが個人的な事情により出発の予定は早ければ来月中。
最悪中止になるかもしれません。
否。おれはやり遂げる。
みんなとの約束と自分への挑戦だから。
うまく説明は出来ませんがまたすぐに出発出来ることを祈ります。
それではまた。
人に厳しく自分にもっと厳しく。