なおとの日常

果てない好奇心の追求と男の浪漫を胸に!不定期で能書き満天のなおとの「日常」をお送りしております。過去にヒッチハイクで日本一周した昔話しもありますよ〜。

読んでみたシリーズ#05

おはようございます。

 

ご無沙汰しております←

今年も残り2ヶ月を切ってしまいました。

だから?

特に意味はありません←

すいません…。

 

世間では最近、衆議院選挙が行われました。
結果もさることながら、やはり投票することが大切ですよね。
選挙は自分達の生活とは切っても切り離せないことだと思いますから。

 

読んでみたシリーズの5冊目です。
今回の作品は「わたしの愛する人はいつも空を眺めています」です。


作者は「轟夏樹」。

 

実は今回の著者は実の友人です。

その友人とは小学校からの長い付き合いで、その当時から息が合うというか一緒にいて何をやるという訳でも無いのですがよく遊んでいました。

 

性格を言えば真面目な人です。

しかも文武両道で勉強も運動もできるタイプ。

天才といえば少し違うかな?

小さい頃は気にしていませんでしたが彼は「努力の天才」だと思います。

英語も堪能で英検1級を取得してるのがその証明かもしれません。

もちろん学生時代厳しい練習で鍛えられた部活動もまた。

でもそれを決して自慢したりはしないところが人の良さですね。

 

そんな長年の友人がつい最近、小説を書きましたのでここで少し紹介させてもらいます。

 

この作品は恋愛小説のようなタイトルをしていますが、僕としては恋愛小説ではないと思っています。
「え?どう見ても恋愛小説のタイトルじゃん」って思った方、それが普通だと思うし、自分自身そう思いました。
ですが、違うんです。
この作品はあくまで、「恋愛」を通して今日の日本の「社会」の「常識」に疑問を問いかける点に物語の最大の意義があります。

あらすじですが、都内の女子大に通う横山 希(よこやま のぞみ)は大学4年生で芸能事務所に所属しレッスンに励む日々。学校を卒業後は就職せず女優として活動予定だったが、ある日、事務所の先輩が怪我を負った事により、出演予定作品に急遽代役として選ばれる。
そのドラマは空港を舞台にしたもので、撮影協力として航空学院大学の人間が入る。そこで同級生の石井 空斗(いしい くうと)と出会う。
実はこの二人、生前に天国で別れた運命の二人だった。
二人は人生での再会を誓い、数日の違いで生まれてきた。
もちろん運命の二人なので、順調に惹かれあい、恋に落ちる。
だがしかし、人間が創り上げた「社会」がそれを許さない。
やがて希はそれに屈してしまい別れてしまう。

作者は冒頭で人間的な運命と社会的な運命は別物だと言っている。
人間的な運命が引き裂かれ、社会的な運命が空斗に次々と襲いかかる。
それでも、空斗は屈しない。
これが日本だけでなく海外からも描かれているのですが、とにかく綺麗なんですよ!

二人はそれぞれの社会的な運命に抗い、人間としての運命を取り返せるのか、というお話ですが、最後はどんでん返しです。めちゃくちゃ綺麗でスケールが大きくて感動的です。

この作品を読んで、自分自身に素直に生きていきたいと思わせてくれました。

 

「運命に抗え」

 

Amazonでの独占販売みたいなのでリンク貼っておきます。

https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B09FG6GYCX/ref=tmm_kin_swatch_0?ie=UTF8&qid=1636010141&sr=8-1

 

それではまた。